クラウドマガジン

2011年04月11日 災害対策とクラウド

この度の東日本大震災で被災されました全ての皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、一刻も早い復興をお祈り申し上げます。

今回の震災は、近年まれにみる大災害でした。
首都圏では帰宅難民があふれ、被災地では痛ましい災害の爪痕。
そして、東北では長時間にわたり停電が続き、不便を強いられました。

携帯電話網が麻痺する中、インターネットを使った通信ネット網が威力を発揮し、SNSでの安否確認や情報収集を行うケースが多く見られたようです。

クラウド型の業務システムを利用していると、災害時や緊急時に事務所が使えない状況になってしまったり社内のサーバーが失われたりしても、今まで蓄積してきた業務情報は残りますし、インターネットに繋がるパソコンやiPadのような端末があれば、今まで蓄積してきた顧客情報や対応履歴が参照できたり、従業員の就業情報を一元管理することができます。

最近では、インターネット環境が自宅で使えることも一般化しています。
やむなく在宅で業務を行うことになっても、いつもと同じスタイルで業務情報を登録したり参照したりすることができるため、業務に与える影響を極力抑えることができるなどのメリットがあります。

今回の大震災では、災害は発生したときだけではなく、発生した後も会社の事業継続に大きな影響を与えることが、よくわかりました。
早急な復旧と事業の継続に、クラウドの仕組みを活用することは効果が高いのではないでしょうか?
クラウドの利用について、考える機会なのかもしれません。

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