クラウドマガジン

2010年03月17日 クラウドがもたらす恩恵

前回のクラウドマガジンでも簡単に触れましたが、今回はクラウドがもたらす恩恵について、もう少し詳しくお話しようと思います。

今までの業務システムは、社内にサーバーと呼ばれる管理用のコンピュータを設置し、利用者のパソコンには個別に専用のソフトウェアをインストールする形で利用していました。
このような形態では、システムに変更があると全てのパソコンのソフトウェアを入れ替える必要があります。
しかし、クラウド型の業務システムでは、インターネット上にソフトウェアが用意されているので、パソコン上に専用のソフトウェアをインストールしなくても利用できます。
ということは、システム変更があっても、特に利用者は意識することはありません。

また、大事な業務データが壊れてしまったとき、すぐにシステム開発会社が来ることができず、しばらく業務が止まってしまうということがありますが、クラウド型の業務システムでは、インターネット上にあるシステムを修復するため、距離や時間により、対応が遅れるなんてことも、減らすことができます。(まったくなくなることはありませんが。)

このように、業務システムを運用していく上での手間が低減されるため、運用効率も上がり、コストの削減にもつながります。
また導入時のコストも、すでに用意されたシステムを使うため抑えることができます。

一番の恩恵は、コストの削減って言うことになりますね。

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