クラウドマガジン

2011年02月28日 クラウドの普及を加速させるカギ

クラウドが世の中で広く利用されるには、まだ足りないものがあるようです。

かつて、コンピュータ、ソフトウェアがなければただの箱なんて言われたこともありましたが、今のクラウドは、まだまだ機器先行型のように感じます。

クラウドサービスとしては、様々なものが出てきました。
無料で使えるものから有料のサービスまで、インターネットに繋がるパソコンがあれば、すぐに新しいサービスが導入できるようになっています。

ただ、クラウドのサービス形態が色々ある中で、まだどのように利用していいのかが分かりづらい気がします。

パソコンが普及したときには、都度きっかけがありました。
本体がリーズナブルになったこと。
便利なソフトウェアが、低価格で(といっても、作るのに比べたら)手に入るようになったこと
ネットワークで利用する形態になったこと。
性能が良くなっていったが、価格は下がっていったこと。
そして、インターネットが普及したこと。

クラウドという概念が一般化していく中で、コンピュータがまた一段と身近なものになっていくとは思ってます。
ただ、誰もがわかりやすい利用のカタチにはなっていません。

利用シーンが数多く提案され、誰もがその効能をイメージできるようになれば、間違いなく普及していくものだと思います。

「こんなシステムがあります」ではなく、「こんな使い方をするとこんな効果が得られる」ことを理解してもらうためにも、クラウド上で動作する便利なソフトウェアが数多くそろうことが、必要なんでしょう。

普及のカギを握るのは、コンテンツ(=ソフトウェア)なんだと思うのです。

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